業種別年収ランキング
 銀 行 業
 
banks

平均年収=653±120万円 (38.7歳)


銀 行
数年前の経営危機から一転、「儲け過ぎ」批判まで出る黒字決算で立ち直ったかに見える銀行。銀行は多すぎるのか?地銀再編は?他業種からの参入は?銀行業界ヘの素朴な疑問に答え、現状と課題、中長期的な見通しまでをコンパクトに収録。


若手行員が見た
銀行内部事情


なぜ僕は希望に満ちて入社したメガバンクをわずか2年足らずで退職したのか
新卒で某メガバンクに入行し数年で退社した著者が、自らが見た銀行内部を綴ったノンフィクション。
就職説明会や週刊誌では語られることの無い本当の銀行の姿がここにある!

著者略歴
2001年、某国立大学を卒業後、某メガバンクに入行。2002年、退職。現在は資格試験予備校にて勉強中。


よくわかる銀行業界
業界の最新常識
』 
銀行業界の「今」と「これから」がわかる!
金融界における銀行の位置づけ、業界の規模、リテールをはじめとした新戦略、儲けのしくみ、不良債権処理の現状、外資系銀行の斬新な取組みから、仕事の内容、私たちの暮らしとの関わりまで、幅広い側面から見た業界の「いま」と「これから」がわかる。


業界の「プレイヤー」がわかる!
メガバンクを目指す都市銀行はもちろん、地域で活躍する主要地銀・第二地銀、新規勢力であるコンビニバンク、ネットバンクまで、業界のさまざまなプレイヤーを解説。どんな銀行が何をしており、どんなことを考えているのかがわかる。
 


金融ビジネス論
お金の不思議から
業界再編の行方まで

金融ビジネスの基礎知識からはじまり、金融ビジネスとITとのかかわり、金融ビジネスにおける自己資本の役割などを解説。また、巨大化・寡占化する金融ビジネスの実像に迫り、日本の金融界全体の行方を展望する。


銀行〈2007年度版〉
最新データで読む産業と
会社研究シリーズ

不良債権の重しが取れたメガバンク。多様化する銀行員の働き方。銀行業界のしくみから最新情報までが1冊でわかる。

 
バブルの際はしつこく金を貸し、バブルが弾けて貸し剥がし。
そう、晴れの日に傘を貸し、雨が降ると傘を取り上げることを生業とする業種こそ銀行業。
金融危機の際に、国民の税金で救済されたことなどまるで当然と思っていたのもこの業界。喉もと過ぎれば熱さ忘れる。顧客の金利を上げずに、ATM手数料有料化に励んで恩をあだで返すのだ。
そんな銀行業界に学生の就職人気もかつての勢いは無い。そこで優秀な女子学生を狙って導入したのが特定総合職という採用枠。
転勤を伴わない総合職という触れ込みで一度は注目されたものの、給与も仕事内容も一般職並、ただし労働量は総合職並という"いいように使われる浮かばれない職種"であることが明らかに。嫌気がさした一期生の大半は退職し、現在、銀行側も新たな人材採用戦略を思案
中だとか。
銀行の能力主義は徹底していることも有名。入行して初めて配属される支店が本店に近いほど出世組。驚くなかれ、入社の4月時点で早くも出世の順番は決められているのだ。入行後配属された3店目でも郊外店なら"第一選抜"という出世組からは完全に外れているし、社内の扱いで本人も認識できるという。
海外赴任に選ばれたり、社費留学でシカゴやウォートン、HBS、コロンビア大などTOP10のビジネススクール留学でMBA取得の権利を得られるのも第一選抜組であるという。第一選抜は、本部の法人営業部(いわゆるナンバー部)と呼ばれる大企業向けの融資部門で巨額の資金を扱う業務を経験、次いで人事や企画部門、そして秘書室へとワークヒストリーを積み、頭取への道を目指すのだ。
出世街道を邁進する彼らには、海外赴任の20代なら手厚い手当のお陰で早くも年収1,000万円。そうでなくとも、30代前半で年収1,000万円に到達。

第一選抜にも第二選抜にも進めなかった人はどうなるか?早ければ30代後半から出向という名の片道切符が渡され、短い銀行員生活を終える。出向先は、大学事務、中小企業経理部、営業部、企画部門など多様。遅くとも50代半ばまでに8割以上の銀行員が出向・転籍で銀行を去る。しかし、銀行員に辟易している向きもあり、この片道切符を喜んで受け入れる者も珍しくないそうだ。
一方、同期の第一選抜は、銀行の役員になる者あり、子会社・関連会社(クレジット会社など)や取引会社の役員として"招かれる"という花道を歩む。しかし、銀行の頭取といえども年収3,000万円程度で一般企業の社長と同額。心労多く、名誉職と言われるのも納得できる。

なお、銀行にあって異色な職種に、ディーラー、トレーダーがいる。彼らは、頭取よりも高給取りで知られ、ディールの成績如何で30代で5,000万円以上の年収を得るものもいる。そんな彼らは、外資系投資銀行へと華麗な転身を見せたりする自由人。フジマキ氏(同氏の人気プロパガンダはコチラ)のような存在である。

高給ゆえのUP or OUTのメガバンクの世界。なかなかどうして、甘い汁だけ吸っているわけではないようです。。
庶民感覚の年収でおなじみの地方銀行や信金なら、こんなドラスティックな世界は無縁だそうだ。


 
業種内
順位
会社名 35歳平均年収
[万円]
45歳平均年収
[万円]
年収偏差値 総合順位
(1,850社中)
1位 三井住友フィナンシャルグループ 933.9 1386.8 81.0 24
2位 三菱UFJフィナンシャル・グループ 914.1 1351.7 79.4 28
3位 新生銀行 795.3 1141.5 69.5 69
4位 みずほホールディングス 793.1 1137.6 69.3 71
5位 ほくほくフィナンシャルグループ 736.4 1037.4 64.6 117
6位 常陽銀行 698.2 969.8 61.5 161
7位 静岡銀行 681.0 939.3 60.0 192
8位 滋賀銀行 675.2 929.1 59.5 211
9位 八十二銀行 666.7 914.1 58.8 237
10位 福岡銀行 661.3 904.5 58.4 253
11位 十六銀行 660.9 903.7 58.3 256
12位 七十七銀行 658.1 898.8 58.1 270
13位 千葉銀行 656.7 896.4 58.0 273
14位 山口銀行 655.3 893.8 57.9 284
15位 大垣共立銀行 649.9 884.3 57.4 299
16位 群馬銀行 644.2 874.2 57.0 319
17位 第四銀行 640.6 867.9 56.7 335
18位 京都銀行 640.1 867.0 56.6 341
19位 東京都民銀行 638.9 864.8 56.5 348
20位 伊予銀行 638.6 864.2 56.5 350
21位 広島銀行 632.0 852.6 55.9 381
22位 住友信託銀行 628.9 847.1 55.7 394
23位 百五銀行 628.7 846.9 55.7 395
24位 鹿児島銀行 625.5 841.1 55.4 406
25位 阿波銀行 625.4 840.9 55.4 407
26位 中国銀行 625.0 840.2 55.4 409
27位 泉州銀行 623.3 837.3 55.2 418
28位 横浜銀行 622.1 835.2 55.1 425
29位 東邦銀行 620.8 832.8 55.0 431
30位 岩手銀行 615.2 822.9 54.6 460
31位 十八銀行 614.0 820.8 54.5 465
32位 南都銀行 613.9 820.5 54.4 468
33位 北國銀行 612.6 818.4 54.3 474
34位 百十四銀行 611.9 817.1 54.3 476
35位 武蔵野銀行 605.1 805.0 53.7 510
36位 山梨中央銀行 605.0 804.9 53.7 511
37位 池田銀行 605.0 804.9 53.7 512
38位 名古屋銀行 604.3 803.7 53.7 519
39位 秋田銀行 602.4 800.3 53.5 536
40位 スルガ銀行 597.7 792.0 53.1 574
41位 西日本シティ銀行 595.6 788.2 52.9 589
42位 京葉銀行 591.6 781.2 52.6 617
43位 山陰合同銀行 589.8 778.0 52.4 631
44位 青森銀行 589.7 777.8 52.4 632
45位 肥後銀行 586.5 772.1 52.2 654
46位 宮崎銀行 585.3 770.0 52.1 665
47位 栃木銀行 584.2 768.1 52.0 675
48位 四国銀行 583.4 766.6 51.9 682
49位 大分銀行 578.5 757.9 51.5 712
50位 中京銀行 577.4 756.0 51.4 724
51位 三重銀行 575.3 752.4 51.2 737
52位 愛媛銀行 575.1 752.0 51.2 740
53位 第三銀行 568.6 740.5 50.7 785
54位 山形銀行 564.3 732.9 50.3 830
55位 愛知銀行 563.6 731.7 50.3 839
56位 清水銀行 561.1 727.2 50.1 859
57位 東日本銀行 559.2 723.9 49.9 881
58位 佐賀銀行 559.0 723.4 49.9 885
59位 香川銀行 557.1 720.1 49.7 899
60位 紀陽銀行 546.5 701.4 48.8 961
61位 みちのく銀行 546.1 700.7 48.8 970
62位 九州親和ホールディングス 535.5 682.0 47.9 1050
63位 福井銀行 529.1 670.5 47.4 1097
64位 沖縄銀行 525.5 664.2 47.1 1123
65位 徳島銀行 522.9 659.7 46.9 1143
66位 南日本銀行 520.6 655.5 46.7 1164
67位 長野銀行 520.6 655.5 46.7 1165
68位 東和銀行 519.8 654.1 46.6 1168
69位 筑邦銀行 518.1 651.1 46.5 1182
70位 千葉興業銀行 517.1 649.4 46.4 1193
71位 もみじホールディングス 514.1 644.1 46.2 1216
72位 りそなホールディングス 513.0 642.1 46.1 1222
73位 みなと銀行 511.7 639.8 46.0 1234
74位 福岡中央銀行 508.7 634.4 45.7 1254
75位 北越銀行 503.9 626.1 45.3 1291
76位 トマト銀行 495.2 610.6 44.6 1340
77位 東北銀行 494.6 609.5 44.5 1346
78位 鳥取銀行 491.5 604.0 44.3 1372
79位 大光銀行 491.3 603.7 44.3 1373
80位 宮崎太陽銀行 486.8 595.7 43.9 1402
81位 琉球銀行 486.4 595.0 43.9 1406
82位 びわこ銀行 482.3 587.9 43.5 1433
83位 北日本銀行 478.3 580.7 43.2 1450
84位 熊本ファミリー銀行 475.8 576.3 43.0 1461
85位 富山銀行 475.8 576.3 43.0 1462
86位 豊和銀行 468.9 564.0 42.4 1495
87位 岐阜銀行 435.5 505.0 39.6 1634
88位 福島銀行 380.4 407.4 35.0 1780
89位 大東銀行 377.7 402.8 34.8 1788

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