三洋電機 国内外で1万人リストラ

2005年 7月 2日 (土).......

 年収ランキングでも紹介した青息吐息の企業、三洋電機が国内外で1万人を超える従業員を今後1~2年でリストラする方針を固めたそうだ。

 海外では中国、インドネシアなどで家電工場などの統廃合を行い、数千人を削減する。 国内では収益が悪化している半導体事業を中心に人員配置を見直すのに伴い、転職支援制度などで2,000~3,000人の退職者が見込まれる。グループ従業員の約1割を減らし、経営体質を強化するそうだ。

 同社の05年3月期連結決算は同地震での被災に加え、デジタルカメラ事業の不振などで過去最悪の1715億円の最終(当期)赤字となった。

 この三洋電機という会社、ジャーナリストの野中ともよ氏をCEOに迎えた目玉人事で注目されているが、実は井植ファミリーの一族経営企業である。
 女性ジャーナリストをCEOに就任させることで世論の注目を集める一方、井植家は42歳の長男をちゃっかり社長に就任させてしまうという、上場企業のくせに旧い体質が強く残る企業である。しかも、井植敏会長(73)は代表権のある取締役に留まるなど、やりたい放題は続く。一族経営とはエライもんである。

 ・・・・定年55歳の会社なので、55まで勤めて再就職先を苦労して探し回るのはあまりに社員に酷である。
 よほど早めに辞めて退職金を多めに貰って、体が健康なうちに再就職を探せるオプションを提示してくれただけ優しい会社とも考えられる。しかし、一族経営の社員はやっていられないだろうなぁ、と私は思うのでありました。
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