「休んだら解雇される」、激務のアリさんマークの引越社。

2006年 8月 8日 (火).......

 自社の社員が過労と知りながら運転を指示し、事故死させたという事件が「アリさんマーク」のテレビCMで知られる「引越社関西」で起きた。月に3日しか休みがとれない運転手が、死亡事故を起こしたことから大阪府警は道交法違反の疑いで神戸市須磨区の同社姫路支店長代行の男(29)を逮捕、本社や同支店など3カ所を家宅捜索したそうだ。

 逮捕されたのが支店長ではなく、29歳の支店長代行というのが哀しい。
 肩書きばかりの支店長代行。気の毒である。


 同社の社員は、事故前の1カ月の労働時間は、国の基準の約290時間を超える320時間で、産業医は過労状態だったと認定したという。事故があった3月は引っ越しシーズンで、同支店では400時間以上働いた運転手もおり、男性は心配する妻に「休んだら解雇される」と話していたという。

 同社には、有給休暇という概念はないのだろうか。少なくとも1日13時間半拘束され、15日間休日なしで働かされるという同社のHPには、福利厚生として配偶者バースデー休暇なる、素敵な制度があるが、きっと活用できる社員は殆どいないのだろう。

 社員をアリのように働かせる、アリのマークの引越社。
 おっかない会社である。
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