眼科医たちの悪知恵 明らかに

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 みなさんは、コンタクトレンズをつかっているだろうか。
 コンタクトの検査料は、今年4月の診療報酬改定で大幅に価格が下げられたにも関わらず、大半の眼科医が患者の無知をいいことに、倍額以上の水増し請求を続けている事実が判明したそうだ。

 コンタクトの継続使用するときには、お店によっては眼科医が居て検査をする。伊勢丹などデパートのメガネ屋には、論文を机に広げながら合間に検査をしている眼科医をみかける。きっと普段は大学病院で研究者をやっている眼科医がアルバイトで時給1、2万円でやっているのだろう。
 
 そう、コンタクトの検診は店にとっても、眼科医にとってもおいしい仕事・・・だったのだ。今年4月までは、相場として7,000円前後の請求が許されていた。
 しかし、4月以降は、医療機関が健康保険に請求するコンタクト検査料は、初めて使う人は3,870円、それ以外なら1,120円で済む。さらに、コンタクト検査を主に扱う眼科なら各々、1,930円と560円と格安だ。


 ・・・にもかかかわらず、毎日新聞記者ら計10人が、今回、コンタクトレンズ継続使用のために検査を都内10カ所のコンタクト販売店に併設された眼科で受けたところ、全員が初めて使う人と同じ割高な検査料を請求されたそうだ。記者が請求に疑問を示すと、3カ所は差額を返金したが、残りは「問題ない」などと説明し、返金を拒否したという。
 厚生労働省は、問題視して全国の眼科の指導強化に乗り出す方針だという。


◇毎日記者ら10人が眼科受診
 東京都千代田区の眼科で検査を受けた記者は、コンタクトをつけたまま訪れた。
 問診表には「約20年前からコンタクト使用」と書き、医師にも強調した。
 それにもかかわらず、請求された検査料は初めて使う人と同じ3,870円だった。

 記者からの抗議を受けて後日、この眼科の事務責任者から
「指摘の通りでした。正しくは1120円で、差額は返金します」との電話があった。
「ハードコンタクトからソフトコンタクトへの変更と聞き、初めての人と誤解したようです」と苦しい釈明を繰り返した。


 一方、同区の別の眼科の院長は、疑問を示した記者に「違います。当院には初めて来られたんですよね。これでいいんですよ」と断言。「厚労省は継続使用の場合、1,120円か560円と言っている」と説明しても、「それは何らかの誤解ではないか」と言った。
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