35歳以上でフリーターをしている「中高年フリーター」増加中

2005年 4月 4日 (月).......

 UFJ総合研究所が発表したところによると、35歳以上でフリーターをしている「中高年フリーター」は2001年に46万人居たそうだが、2011年には132万人に増え、2021年には200万人を超える見通しだそうだ。

 フリーターの多くはいずれ定職を持ちたいと考えているものの、年齢が高くなるほど正社員になるのが難しく、この状況は変わらないとの前提で推計したそうだ。
 精神科の先生の説明によると、そもそもニート(NEET)も、したい仕事はあるのだが仕事につかないだけなのだそうだ。

 彼らにとって、"したい仕事"は、大半が能力的に "できない仕事"なのに追い求め、それを自覚した頃には年齢を喰ってしまい、フツーの仕事も"させてもらえない仕事"になってしまう哀しい状況に陥ってしまうのだそうだ。
 井伏鱒二の山椒魚という小説を想起させますな。

 したい仕事を追い求めるのは素敵だとおもいますが・・2021年に200万人もの夢追い人が発生されては、たまったもんじゃない。
 推計では、正社員にならない「中高年フリーター」の増加は、国の税収を1兆1400億円、社会保険料を1兆900億円減少させるそうだ。
 所得が少ないフリーターは、結婚する割合が低いため、子供の出生率を年1.0-2.1%押し下げ、少子化を加速させるなどとも指摘している。

 ・・・・中高年フリーターにならないよう、私自身、気をつけなければ。





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