子供の勉強への投資にも所得格差の波
2006-10-22 16:59:21 (16 years ago)
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- 年収格差 |
2006年 3月19日 (日).......
「こども未来財団」(東京都港区)の調査で、家庭の所得によって、子どもの進学への期待や習い事にかける費用に格差が出ていることが明らかになったそうだ。
調査は昨年10月、20-44歳の既婚男女約2,400人に行い、回答者の家庭所得を年収「200万円未満」から「1,000万円以上」まで6分類したそうだ。
子供に大学・大学院進学を希望するか?という質問に対し、YESと答えた家庭は・・・
1,000万円以上の家庭=89%
400万~600万円未満の家庭=60%
200万~400万円未満の家庭=44%
逆に、200万円未満の家庭では30%が「特に希望はない」と答えたそうだ。
第1子に習い事をさせる割合や平均月謝額も所得に比例した事実も明らかになった。
1,000万円以上の家庭:79%が習い事をさせ、月謝は約27,000円を支出
400万~600万円未満の家庭:同52%、同約12,000円を支出
200万~400万円未満の家庭:同38%、同約9,600円を支出
さみしい・・・・。
調査にかかわったお茶の水女子大の坂本佳鶴恵教授(社会学)は「子どもの教育費は『かかる』というよりも『かける』ということが明確に表れた。所得差が教育格差につながりかねない。子育て世帯への教育費の支援が今後の課題になる」と話しているそうだ。
「こども未来財団」(東京都港区)の調査で、家庭の所得によって、子どもの進学への期待や習い事にかける費用に格差が出ていることが明らかになったそうだ。
調査は昨年10月、20-44歳の既婚男女約2,400人に行い、回答者の家庭所得を年収「200万円未満」から「1,000万円以上」まで6分類したそうだ。
子供に大学・大学院進学を希望するか?という質問に対し、YESと答えた家庭は・・・
1,000万円以上の家庭=89%
400万~600万円未満の家庭=60%
200万~400万円未満の家庭=44%
逆に、200万円未満の家庭では30%が「特に希望はない」と答えたそうだ。
第1子に習い事をさせる割合や平均月謝額も所得に比例した事実も明らかになった。
1,000万円以上の家庭:79%が習い事をさせ、月謝は約27,000円を支出
400万~600万円未満の家庭:同52%、同約12,000円を支出
200万~400万円未満の家庭:同38%、同約9,600円を支出
さみしい・・・・。
調査にかかわったお茶の水女子大の坂本佳鶴恵教授(社会学)は「子どもの教育費は『かかる』というよりも『かける』ということが明確に表れた。所得差が教育格差につながりかねない。子育て世帯への教育費の支援が今後の課題になる」と話しているそうだ。