貧乏父さんのぼやき日記

　奈良市といえば、5年間で8日の出勤するだけで2,700万円を支給してくれるという、わが国屈指のラクチン職場である。
　その、奈良市がまたまた驚愕の福利厚生をカミングアウトしてくれた。

　奈良市職員17人の市営住宅の家賃滞納を9年間にも渡って野放しにしていた上に、ご親切に計約5,900万円の税金で穴埋めをしてくれていたというのだ。

　理由もスゴイ。
　17人のうち9人は、家賃改定に反対しているから滞納を続けているのだという。タカアンドトシよろしく「欧米か！」、と同じ勢いで、「子供かっ！」て頭を叩いてやりたい。


子供かっ！

　果たして、9人は、市の訴訟にお呼ばれして、大阪高裁で家賃支払いを命じる判決が確定したそうだ。・・・・っていうか、高裁まで控訴していたのも驚きである。

　市は支払いを督促し、応じない場合は年明けにも給与差し押さえなどの強制執行に踏み切る方針だそうだ。なお、残り８人の猛者についても、違う理由で払うつもりはないそうだが、奈良市は10月末までの滞納額の約1,000万円を払ってもらえるようにお願いしているのだそうだ。

　私も会社をクビになったら奈良市か大阪府職員になって、朝から登庁せずに家でプラモデルでも作ってすごそうかと思案中である。