アーリーリタイアメント いいことなし

2005年10月27日 (木).......

 英医学誌British medical journal誌がこのほど、早期退職は必ずしも長生きにつながらないとする米研究者グループの論文を掲載したそうだ。

 勝ち組の特権である欧米流の早期退職で余生をゆっくり送りたいと考えている人にとってはやや期待外れな結果だ。

 国際石油資本(メジャー)ロイヤル・ダッチ・シェルの米部門(ヒューストン)の従業員のうち、1973年から2003年までに55歳、60歳、65歳で退職した計約4,500人について調査を実施。

その結果、次の3点が判明したそうだ。
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(1)55歳や60歳で早期退職した人は、65歳で退職した人と比べ“余命”は延びていない
(2)それどころか55歳で退職した人の死亡率は65歳での退職者より高かった
(3)しかし60歳で退職した人の死亡率は65歳での退職者とほぼ同じだった
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 いずれにせよ、大抵の日本のサラリーマンには関係の無い話である。
 国が年金を支給できないので、企業は65-70歳定年制を敷くようになっているし、トヨタは65歳定年制が決定している。日本の大半のサラリーマンにとっては、およそアーリーリタイアメントは縁のない話である。

 もっとも、55歳定年の三洋電機や三菱電機、事実上50前定年の都市銀行につとめる人には既に切実な問題であるが、私だって、70まで働きたくなんかない。

 プロレタリアートはつらい。
 
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